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この記事は2019年11月の注目の記事です。 |
バックパック(Backpack)とは、エディター内でスプライトやスクリプトなどをドラッグ&ドロップで簡単に保存・コピーできる、Scratchの機能の一つである。同プロジェクト内のスプライトをまたいだコピーはもちろん、プロジェクトをまたいだコピーも可能である。バックパックには、ステージを除くすべての要素をコピーできる。
Scratch 2.0では、バックパックのJSON形式のコードの内容は自分のものに限り、ログイン後 https://scratch.mit.edu/internalapi/backpack/ユーザー名/get/
から取得できた。Scratch 2.0のバックパックのサーバーはとある生徒が開発したため、とても不安定であった。
バックパックの使い方
バックパックに追加する
- 欲しい素材(スクリプトや音など)のあるプロジェクトのエディターを開き、画面の右下から中央にある「バックパック」をクリックして、バックパックを開く。
- 欲しい素材をドラッグし、バックパックの上でドロップ。
バックパックから取り出す
- その素材を使用したいプロジェクトを開き、バックパックを開く。
- バックパックから、コピーしたい要素をドラッグし、以下に示すような適切な場所にドロップする。
バックパックから削除する
- 削除したいコンテンツの上で右クリック。
- 「削除」を押す。
複数のタブを開き、あるタブで要素のバックパックに保存、ほかのタブでバックパックからその要素を取り出す、ということも可能である。その場合は、バックパックを再度開く事で、バックパックを更新することができる。
Scratch 3.0での仕様変更
Scratch 2.0では、バックパックの中身はページ読み込み時に読み込まれるため、ページ読み込み時以降に他のプロジェクトでバックパックに追加されたコンテンツは読み込むことができなかった。
Scratch 3.0では、バックパックを開く、バックパックからコンテンツを削除する、バックパックにコンテンツを追加するごとにバックパックの中身が読み込まれるため、バックパックを開きなおすだけで、バックパックの中身を最新の状態にすることができるようになった。