提供: Japanese Scratch-Wiki
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ドットえエディタをつくることは、Scratchにおいてさまざまなひとがおこなってきたこういであり、それぞれにちがいがそんざいする。このきじでは、このうちきほんてきなものをしょうかいしていく。
ドットえエディタとは
もじどおり、ドットえをえがくためのエディタのことである。「ドットえせいぞうき」「ドットえメーカー」「ドットエディター」などさまざまなこしょう(よばれているなまえ)があるが、ほんこうでは「ドットえエディタ」でとういつする。
スクラッチのけんさくフォームで「dot(ドット)」や「ドットえ」などのワードでけんさくすればわかるように、ドットえエディタはいままでたくさんのひとびとにつくられ、せんれん(よりよくなる)されてきた、1つのジャンルとよぶことができ、2019ねんにはfumakiさんの48色ドット絵エディター(225ドット) スマホ対応(48しょくドットえエディター(225ドット)スマホたいおう)がちゅうもくのプロジェクトにえらばれた。
ドットえエディタのしゅるい
ドットえエディタには、しょりほうしきにおいて2つのしゅるいがそんざいする。クローンをつかうほうしきと、ペンブロックをつかうほうしきである。このしょうでは、この2つのとくちょうについてかいせつしていく。
・クローンをつかうほうしき:しょりかいしじにドットのけいじょうをしたクローンをたいりょうはっせいして、それらにばんごうをふったうえでならべてパレットをつくる。
りてん(いいところ):それぞれのクローンがどくりつしてしょりをしているため、マウスのそうさをほぼかんぜんにひろいあげられることなど。
けってん(わるいところ):スプライトないのしょりをふくざつにしすぎるとおもくなること、クローンのじょうげんのかんけいじょうパレットを300ドットていどにしかできないことなど。
・ペンをつかうほうしき:ペンでぬりつぶされたしかくけいをたいりょうにびょうがし[1]、それをドットとしてあつかうほうしき。
りてん:しょりそくどがあんていしていること、さいびょうがせずにじっこうすることでこうそくでびょうができることなど。
けってん:クローンとくらべてたしょうなんかいであることなど。
じっさいにさくせいする:びょうがへん
こんかいは、ペンブロックをつかうほうしきで、1ドットが20x20、マスめが16x16のドットえエディタをつくる。
ちゅうい:これからきじゅつするていぎをじっさいにつくるばあいは、とくになにもかいてないばあいかならず「さいびょうがせずにじっこうする」のチェックボックスにチェックをいれること。
マスめをえがくプログラム
ほとんどのドットえエディタにはマスめがそんざいし、これによってへいめんずけいないのいちをはあくすることがよういになる。また、プログラムさくせいちゅうにおいても、マスめによってドットをびょうがすべきばしょがよりわかりやすくなる。よって、まずはマスめをえがくプログラムをきさいする。なお、このあとでてくるブロックのひょうきは、スクラッチウィキのしようによって、ブロックがかんじになっています。ごりょうしょうください。
定義 マスめをえがく x座標を(-160)、y座標を(160)にする ペンの太さを(1)にする ペンの色を(#111111)にする (17)回繰り返す ペンを下ろす y座標を(-320)ずつ変える y座標を(320)ずつ変える ペンを上げる x座標を(20)ずつ変える end x座標を(-160)、y座標を(160)にする (17)回繰り返す ペンを下ろす x座標を(320)ずつ変える x座標を(-320)ずつ変える ペンを上げる y座標を(-20)ずつ変える end
マスめをぬりつぶすプログラム
つぎに、マスめをぬりつぶすぷろぐらむをきさいする。
定義 うえから(うえ)マスめ、ひだりから(ひだり)マスめを(いろ)いろでぬりつぶす もし<((うえ))+(0))=うえ>なら//いんすう「うえ」がすうじかどうかをはんていしている。 x座標を(((ひだり)*(20))-(180))、y座標を((180)-((うえ)*(20)))にする//りゆうはこうじゅつするが、このプログラムではyざひょうはうえからかぞえる。 ペンの色を(色)にする ペンの太さを(1)にする (10)回繰り返す ペンを下ろす x座標を(20)ずつ変える y座標を(-1)ずつ変える x座標を(-20)ずつ変える ペンを上げる y座標を(-1)ずつ変える end ペンを上げる end
これで、びょうがプラットフォームはかんせいである。
じっさいにさくせいする:もじれつへんしゅうへん
プログラムをきさいするまえに、このドットえエディタのしくみをせつめいする。
大半のドットえエディタにおいては、リストにがぞうデータをかくのうするほうしきをつかっており、このドットえエディタもそのほうしきである。
まず、いろにたいおうするすうじをきめる。[2]こんかいのすうじわりあてをかきにきす。また、カラーコードはリスト「いろ」のたいおうしたぎょうすうにかくのうされるものとする。
すうじ | いろ | 16しんすうカラーコード |
---|---|---|
1 | あか | FF0000 |
2 | みどり | 00FF00 |
3 | あお | 0000FF |
4 | きいろ | FFFF00 |
5 | ピンク | FF00FF |
6 | みずいろ | 00FFFF |
7 | しろ | FFFFFF |
8 | くろ | 000000 |
9 | とうめい(こんかいははいいろでひょうげんする) | なし(はいいろは808080) |
これをふまえて、たとえばリストにつぎのようなすうじのられつをかくのうする(かいぎょうしたばあいはリストのぎょうをあらためているとみなす)
999988889999
998811118899
981111111189
981111111189
817111111118
877771111178
877777777778
987787787789
998787787899
984877778489
874488884478
878444444878
878444444878
983888888389
983333333389
983338833389
981118811189
998889988899
これをいろにあてはめると、したのようになる。
このように、ドットえをすうじのられつとしてあつかうことがかのうなわけだ。[3]
ドットえエディタにおいては、マウスのざひょうやクリックないようからドットえにくわえるへんかをわりだし、そのへんかをすうじのられつにあたえ、そのすうじのられつをドットえとしてぜんじゅつのびょうがアルゴリズムでかきだしているわけである。
では、それにあたってよくつかうプログラムをしょうかいする。