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このきじは ひらがなでよめます。ひらがなでよむ
"キーが押された"はこのページにリダイレクトされました。キーが押されたタイミングを検知するブロックについては、() キーが押されたとき (ブロック)をご覧ください。
() キーが押された
(スペース v) キーが押された
カテゴリ 調べる
タイプ 真偽

() キーが押されたブロック調べるブロック真偽ブロック)は、指定したキーが押されているかどうかを調べるブロックである。キーが押されているときは、真(True:はい)、押されていないときは偽(False:いいえ)を返す。

このブロックのドロップダウンメニュー(一部)

このブロックで調べられるキーは、アルファベット(a b cなど)、数字(0 1 2)、矢印キー( ))、spaceキーである。(Experimental Viewerでは、↵ Enterキーも選択できた)。アップデートによって、現在では、どれかのという項目(種類に関係なく、どれかのキーが押されていれば真を返す)も選択できる。

Scratch 3.0より、キーの入力部には変数を入れられる。() と ()ブロックを使い、「enter」を入れることで、Enterキーの検出ができる。

使用例

このブロックではキーが押されているかどうかを調べられるので、オブジェクトの制御に利用できる(特に1スプライト1スクリプトプロジェクトで有用)。プロジェクトでキー入力を受け取りたい場合は、ハットブロックなのでスクリプトの途中で使用できない() キーが押されたときブロックの代わりにこのキーを使用することができる。

よくある使用例は次のとおり:

  • キャラクターの操作
ずっと
もし <(下向き矢印 v) キーが押された> なら
y座標を (-10) ずつ変える
end
もし < (上向き矢印 v)  キーが押された> なら
y座標を (10) ずつ変える
end
もし < (左向き矢印 v)  キーが押された> なら
x座標を (-10) ずつ変える
end
もし < (右向き矢印 v)  キーが押された> なら
x座標を (10) ずつ変える
end
  • ワープロスクリプト
  • キー入力による各種の操作(オブジェクトの操作、*スライド表示におけるスライドの変更、キャラクター発言の変更)
[こんにちは!] と言う
< (どれかの v) キーが押された>まで待つ
<< (どれかの v) キーが押された> ではない>まで待つ
[ぼくのゲームにようこそ!] と言う

スクロール処理

() キーが押されたときブロックは、スクロールホイールの動作を上向き/下向き矢印として検知する。ただし、このブロックでは検出できない[1]。これらを組み合わせると、マウスホイールがスクロールされたことを検知できるようになる。たとえば、次のようなスクリプトになる。

[上向き矢印 v] キーが押されたとき
もし << (上向き矢印 v)  キーが押された> ではない> なら
 . . .

このスクリプトは、スクロールホイールによって上向きにスクロールされたときに動作する。上向き矢印の部分を下向き矢印に変更すれば、下向きのスクロールが検出できる。

ユーザーからの提案

このブロックに関連して、ユーザーから、おもに次の4つの提案がなされている:

  • キーの種類を増やす[2]
  • 押されているキーの種類を返す値ブロックを作る[3]
  • コスチュームブロックのドロップダウンリストと同じように、キーの種類として値ブロックをドロップインできるようにする(追加された)
  • ステージモニターに対応させる

Mod版Scratchの中には、上記のようなブロックを持つものもある。

関連項目

出典

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