提供: Japanese Scratch-Wiki
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スタックブロック(Stack Block)は、上下に他のブロックをつなげることができるブロックである。Scratchのブロック全体の中でも大多数を占めており、スタックブロックを1つも持たないブロックカテゴリは、演算ブロックのみ(拡張機能では翻訳拡張機能、Makey Makey拡張機能、Go Direct Force & Acceleration拡張機能)である。
複数のスタックブロックを組み合わせたスクリプトでは、それぞれの命令は上から順に実行される(ただし、ターボモードが有効になっている場合、ブロックの組み合わせによってはほぼ同時に実行される)。
ブロック
Scratch 3.0には、拡張機能を除き全部で61個[1]のスタックブロックが存在する:
動きブロック
() 歩動かす
↻ () 度回す
↺ () 度回す
() 度に向ける
( v) へ向ける
x座標を () 、y座標を () にする
( v) へ行く
() 秒でx座標を () に、y座標を () に変える
() 秒で ( v) へ行く
x座標を () ずつ変える
x座標を () にする
y座標を () ずつ変える
y座標を () にする
もし端に着いたら、跳ね返る
回転方法を [ v] にする
見た目ブロック
() と () 秒言う
() と言う
() と () 秒考える
() と考える
表示する
隠す
コスチュームを [ v] にする
背景を ( v) にする
背景を ( v) にして待つ
次のコスチュームにする
次の背景にする
[ v] の効果を () ずつ変える
[ v] の効果を () にする
画像効果をなくす
大きさを () ずつ変える
大きさを () %にする
[ v] へ移動する
() 層 [ v]
音ブロック
( v) の音を鳴らす
終わるまで ( v) の音を鳴らす
すべての音を止める
[ v] の効果を () ずつ変える::sound
[ v] の効果を () にする::sound
音の効果をなくす
音量を () ずつ変える
音量を () %にする
イベントブロック
制御ブロック
調べるブロック
変数ブロック
リストブロック
() を [ v] に追加する
[ v] の () 番目を削除する
[ v] のすべてを削除する
[ v] の () 番目に () を挿入する
[ v] の () 番目を () で置き換える
リスト [ v] を表示する
リスト [ v] を隠す
ブロック定義
音楽拡張機能
(\(1\)スネアドラム v) のドラムを (0.25) 拍鳴らす
(0.25) 拍休む
(60) の音符を (0.5) 拍鳴らす
楽器を (\(1\)ピアノ v) にする
テンポを (60) にする
テンポを (20) ずつ変える
ペン拡張機能
全部消す
スタンプ
ペンを上げる
ペンを下ろす
ペンの色を (#ff0000) にする
ペンの (色 v) を (10) ずつ変える
ペンの (色 v) を (50) にする
ペンの太さを (1) ずつ変える
ペンの太さを (1) にする
ビデオモーションセンサー拡張機能
音声合成拡張機能
micro:bit拡張機能
LEGO MINDSTORM EV3拡張機能
モーター [ v] をこちら向きに () 秒間回す::ev3
モーター [ v] をあちら向きに () 秒間回す::ev3
モーター [ v] のパワーを () %にする::ev3
() の音符を () 秒鳴らす::ev3
LEGO BOOST拡張機能
モーター [ v] を () 秒間オンにする::boost
モーター [ v] を () 回転させる::boost
モーター [ v] をオンにする::boost
モーター [ v] をオンにする::boost
モーター [ v] の速さを () %にする::boost
モーター [ v] の向きを [ v] にする::boost
ライトの色を () にする::boost
LEGO Education WeDo 2.0拡張機能
(モーター v) を (1) 秒間オンにする::wedo
(モーター v) をオンにする::wedo
(モーター v) をオフにする::wedo
(モーター v) のパワーを (100) にする::wedo
(モーター v) の方向を (こちら向き v) にする::wedo
ライトの色を (50) にする::wedo
形状
スタックブロックは、上にくぼみ、下に出っぱりがあり、ジグゾーパズルのような形状をしている。この形のおかげで、床に幾何学模様のタイルを貼るように、スクリプトをどんどん長くすることができる。
形状の特性上、スタックブロックは、次の場所に置くことができる:
- ハットブロックの下
@greenFlag が押されたとき::events hat [やあ!]と (2) 秒言う
- スタックブロックの上下
[Sprite2 v] へ行く 終わるまで [meow v] の音を鳴らす [Sprite3 v] へ向ける
- キャップブロックの上
[バイバイ!]と (2) 秒言う [このスクリプトを止める v]::control cap
- C型ブロックの内部
ずっと もし <(音量) > (30)> なら [静かにして] と (2) 秒言う
使用例
スタックブロックは、上下に他のブロックをつなげられる形をしているので、スクリプトのいたるところで使用される。スクリプトに何らかの機能を持たせるためには、スタックブロックが不可欠といえるだろう。次にスタックブロックの使用例を示す:
@greenFlag が押されたとき::events hat <(ストップ実行) = [1]> まで繰り返す (10) 歩動かす [色 v] の効果を (25) ずつ変える 終わるまで [meow v] の音を鳴らす もし <[端 v] に触れた> なら [終了!] と (2) 秒言う [このスクリプトを止める v]::control cap end end
注釈
- ↑ ブロックの形状が変わる「スプライトの他のスクリプトを止める」を除く。含めば62個。
- ↑ 引数が「スプライトの他のスクリプトを止める」の場合のみ。それ以外はキャップブロック。