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この項目には、最新バージョンのScratchには存在しない機能について書かれています。現在は使うことができないので、注意してください。 |

背景の名前 | |
背景の名前
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カテゴリ | 見た目 |
タイプ | 値 |
追加 | Scratch 2.0 |
削除 | Scratch 3.0 |
背景の名前ブロック(見た目ブロック/ 値ブロック)は、現在の背景の名前を返すブロックである。Scratch 3.0で背景 #とこのブロックが背景の ()に統一された。
このブロックの値は、ステージモニターに表示することができる。
経緯
Scratch 1.4以前は、このブロックは存在しなかったため、 背景 #ブロックを代わりに使用するか、あらかじめ背景のリストを「リスト」ブロックに入れておき、それを利用するしかなかった。現在でもこれらの方法は有効なので、プロジェクトでの必要性に応じて使い分けることができる。
ただし、「背景 #」ブロックと「背景の名前」には1つ大きな違いがある。それは、「背景 #」ブロックはステージ選択中しかブロックパレットに表示されないのに対し、「背景の名前」ブロックは、ステージを選択していても、各スプライトを選択していても表示されるという点である。
使用例
このブロックにはステージの現在の背景の名前が入っているので、ステージが特定の背景になったとき何かを起こす場合などに使用されることが多い。よくある使用例は次のとおり。
- ステージがエンド用の背景になったとき、プロジェクトを停止する
@greenFlag がクリックされたとき::events hat <(背景の名前) = [エンド画面]> まで待つ [すべてを止める v]
- 現在の背景を確認する
もし <(背景の名前) = [ステージ 1]> なら [このゲームにようこそ!移動には「WASD」の各キーを使用します] と (4) 秒言う end もし <(背景の名前) = [ステージのボス]> なら [気をつけて!ボスのレーザーアタックがおそってくる!] と (4) 秒言う end
- 現在の背景を 変数 に保存しておく
[背景 v] を (背景の名前) にする
このようなスクリプトを組む場合は、背景の名前の付け方がより重要になってくる。
別のブロックによる表現
- 詳細は「代用ブロック一覧」を参照
このブロックは単純に、次のブロックで代用できる。
((ステージ v)の[背景の名前 v]::sensing)
スプライト
現在、スプライトのコスチューム名を返す専用のブロックは存在しないが、次のコードを使えばこれが実現できる。
((スプライト1 v)の[コスチューム名 v])
実は、Scratchのソースコード内には「コスチュームの名前」ブロックのための記述が存在するのだが[1]、通常は、Scratchエディターからこのブロックを利用することはできない。
出典
関連項目
スプライト |
() と () 秒言う • () と言う • () と () 秒考える • () と考える • 表示する • 隠す • コスチュームを () にする • 次のコスチュームにする • 背景を () にする • 次の背景にする• () の効果を () ずつ変える • () の効果を () にする • 画像効果をなくす • 大きさを () ずつ変える • 大きさを () % にする • () へ移動する • () 層 () • コスチュームの () • 背景の () • 大きさ
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ステージ |